ニューヨーク子育て記録ー目指せトリリンガルー

ニューヨークでの子育て、子育て情報のブログです

アメリカで出産(帝王切開)ー産後の入院生活の様子ー

私の出産についてですが、自然分娩(無痛)を希望しており出産予定日5日を過ぎても産まれてこなかったため、誘発剤を使っての出産に挑みましたが。。。

結果、分娩までしましたが、娘の頭が大きくて産道からうまく出てこず、吸引3度トライしてだめで結果帝王切開(Cセクション)での出産となりました

といいうことで緊急帝王切開後の入院生活、アメリカの産後のケア、病院のケア(食事・授乳・赤ちゃんのケアなどなど)覚えている範囲でシェアしたいと思います

 

 

 

 

出産の様子(まさかの緊急帝王切開)

まずは先日した通り、予定外の緊急帝王切開だったわけで私もそうだし主人もそうだし日本から来てくれた母もそうだしみんな「えーーうそーー」っていう展開でした

分娩トライして結構頑張って頭まで見えたんだけど出てこなくって、吸引することになったんですよ 先生吸引するんだけど「すぽーーーん」って三回も失敗しちゃって

先生の顔は真剣でナースに首振ってて、痛さで何がなんだか分からん私は「あ、これ、だめな展開?」って思ってたところ「Cセクション」って言葉が聞こえて帝王切開にするよってなったのね 私はオペ室に運ばれて、旦那は慌てながらもオペの同意サインをしてたみたい 帝王切開嫌やー言ってた私を見てナースがもう一回頑張っていきんでって言うから頑張ったんだけど先生は首をふるのみ この時ほど先生の顔むかつくことはなかったね 笑 私頑張ってるのに首振るってどーゆーこと?!ってね

帝王切開は正直怖かったよ 痛みはないけどなんかやってるなって感覚あるし先生とナースが喋ってる言葉が若干聞こえるんだけどでもよく聞こえなくってどんな状況か分からなくってとにかく娘が無事かってはらはらしてた

そしたら泣き声が聞こえて、すんごいほっとしたのも束の間、すぐに娘を見せてくれるんかと思ったら娘のボディチェックやらしてて旦那に五体満足であること、産まれた状態をチェックさせて、そんなやり取りを私は遠くから見てて、それらの過程が終わりやっと対面 可愛かった~涙でた

 

出産直後(長い一日が終わった)

私のオペのこともあったからか一旦オペ終わりの部屋に通されてそこでやっと娘とハグできました その時の写真を見返すと私はなんかいっぱい管つけてて結構びっくり

この時、病院に入って26時間経過してたんだけど食事まだとってなくてでもお腹がすいてるっていうよりももー疲れたって感じだったかなー

 

入院部屋へ移動(孤独と不安の戦い?!)

部屋は個室ではなく共同の部屋で、移動した時は私の他にもう一人いたんだけど翌日からは退院したのか貸し切りになりました ベッドは二台、トイレは一つあったよ

主人も母も疲れて一旦家に帰るってことで私と娘が残されたんだけど、傷跡がいたむし足は像のようにはれててうまく動けなくってケアしてくれるナースはなんだかぶっきらぼうで怖くって娘は寝てたけど私なにしたらいいか分かんなくってすんごい不安になったのを今でも覚えてる 母に電話して早く来てッて泣いちゃったくらい 笑

 

入院中の様子(とにかく慌ただしい)

とにかくナースの出入りが激しくて、いろいろやらなければいけないことがありました

母体のチェック、娘の検査、ドクターの回診やら色々あってもう覚えてないことだらけです

産後トイレに行ったのがいつかも覚えてないけどとにかく動くことが辛くて最初の一日はほとんどベッドの上にいた気がします

食事に関しては、うちの母がこだわりが強くすべて私の食事は自宅から作って来てくれたので病院食は私は一切口にしませんでした 出てきた食事は主人や母が食べてましたけどね

食事の写真は残していたので参考にどうぞ~

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うーん チーズがくどい!


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ケーキ?!


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これはアリかなー


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うーん簡素


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ブリート!


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チキンの量!

そしてデザート!

 

 

母乳・授乳について(母乳って辛いって初めて知った)

帝王切開だったものだから母乳が最初全然でなくって娘に母乳をあげれなくてどうしようってすごい焦りました 母は完母ででるのが当たり前って考え方だったので余計に追い詰められましたね(母乳って本当に人それぞれだから自分の意見は絶対押し付けたらいけないって自分が母乳・授乳を経験して分かりました)

娘は最初の一日は飲み食いせず過ごしましたが、産後2日目だったか、体重が300グラムも減っててこの時にナースにミルクあげる?って聞かれてやっと娘にミルクあげれるってほっとしましたね(多分ですけどアメリカは個人の意見を尊重するので私が最初からミルクをあげたいって言ってたらミルクくれたと思います)

ナースにはとにかく搾乳しろって言われてでも搾乳の仕方がいまいち分かんなくてとりあえず15分15分やってはみるものの全く出ず。。。

授乳のコンサルがいるよって教えてくれて行ったところおっぱいマッサージをしてくれるわけじゃなくて授乳の方法・姿勢を教えてくれるだけで、母乳が出てない私はあまり手助にはならず。。。(アメリカは基本おっぱいマッサージはしないです)

そのコンサルからも産後7日以内に母乳でないなら今後もでないと思うわよ、だから搾乳頑張ってていわれたんですよ

この時はものすごくショックでおっぱいはってはいたんだけどでなくて、搾乳も痛くって体も痛いし何だか辛くなってナースに相談したら泣いちゃってそのナースは数人いるナースの中でも一番信頼できるナースで厳しいけど励ましてくれる人で私が泣いたら一緒に泣いてくれて「大丈夫よ!」って言ってくれて本当にこのナースが担当で良かったで思ったわ

結局退院する時にすこーしずつ出始めて退院翌日に日本人のラクテーションコンサルの方に来てもらいマッサージもしてもらい母乳も軌道に乗ることができました

 

娘の様子(周りは慌ただしいが娘は平和だった)

病院での娘は比較的静かだったと思います 母の助けがあったおかげで私はそんな大変でなかった記憶しかない。。。

ただ黄体の症状があったので別室で2日ほど治療をうけました

ナースがおむつ替えやらFeedingやら色々面倒を見てくれたのも助かりました

 

私の回復の様子(産後の症状がひどくて母はショックを受ける!)

先ほども書きましたが、産後は足がゾウのようにむくみ歩くこともままならない状態でした また顔中に赤い斑点ができて、トイレで顔を見たときは驚愕でしたね

どちらも無事治りましたが。。。

入院中血液検査があったり痛み止めの薬をいれてたりとあって私の腕の注射のあとはすんごい大変なことになってましたね 真っ青で見てるだけで痛くなって3日目からは痛み止めの薬いらないから注射針外してくれって頼みましたよ

先生からはとにかく歩けって言われたので毎日歩けるときは歩いてました

産後2日目にやっとシャワーをした記憶がありますが、うまく体が動かずシャワーするのも一苦労でしたね(シャンプーリンスーなどはすべて病院がくれました)

おトイレ事情ですが、お腹の傷もあってか最初は便秘でしたが2-3日からなんとか出た記憶があります 先生にもおトイレ事情確認されましたよ

退院日は歩けるようにはなってましたが、車いすを出してくれて車まで係の人が押してくれました

 

退院するまでの書類関係(市役所とか行かないから楽ね)

アメリカでは入院中に出生届(Birth Certificate)とSSN(ソーシャルセキュリティー番号)の申請をしなければいけません ということは入院中に子供の名前を決めて置かないということです!私たちは事前に相談してファーストもミドルも決めていたので病院からもらった書類に記入して提出するだけでしたので申請に関しては簡単でしたね

あとは、保険関係の書類やら退院についての書類やら主人が書類についての手続きをやっていましたが、私はノータッチだったので詳しく分かりません(すみません)

 

ニューボンフォト(新生児撮影)

病院と提携してるフォトスタジオのカメラマンが病室を回って来てくれてニューボンフォトを撮らないかって営業に来られます

きっと退院後は忙しくって写真どころじゃないなと思ったので撮影をお願いしました

この時思ったのが化粧道具・かわいい服があれば良かったなってことですね!

私は化粧ポーチも可愛い服さえも準備していなかったのですっぴんで病院のガウンを着ていたためカメラマンがシーツを羽織れということでシーツ羽織っての撮影でした(笑)私が移ってる写真は2枚しかなくどれも顔アップなので気にはなりませんが、やっぱり身だしなみ。。。て思ったのでもし産後入院中に写真を考えてる方はこのあたり準備しておくことをお薦めします!

 

入院中に必要だったもの

ほとんど病院側が用意してくれているので正直必要なものはなかったような

サニタリー用品やらおむつ用品やらすべて病院にあります

ただサニタリー関係でいうと病院のはパッドだったので私は少し不便だったので自分で用意してた大人用おしめを着用しました こっちのほうがすっきりしてて動きやすかった

あとは授乳ブラや授乳しやすいパジャマもしくは服 病院のガウンは最初の数日はいいのですが、2日目、3日目するとちょっと居心地悪くなってきて自分のパジャマを着た時はすごく安心しましたね

退院の際は自家用車やタクシーで帰る方が一般的だと思いますがカーシートは必須ですね 退院する際に娘のチェックされましたよ カーシートはちゃんと出来てるか、服はちゃんときれてるかなどなど 

失敗したのが冬に時期に出産したのですが、娘の服を薄着鹿持ってきておくるみもあるし大丈夫かと思ってましたがナースからのだめだし!ぷんぷんしながら冬服を3-4着くれました。。。ありがたや~

退院の際は、病室にあるものは何でも持って帰っていいようで(あ、限度はありますよ)おむつだったり、ミルクだったり、たおるだったり、消耗品はいーーっぱい頂いて帰りました(笑)私の友人たちもみんなそうしたようです

 

ざっと思い出せるところはこんなところでしょうか

自然分娩の方とはまた違った入院生活でしたが、基本病院のシステムは同じだとは思いますので皆さんの参考になればなと思います。

聞いた話ですが無痛分娩を選ぶ方の分娩ですが50%は帝王切開になるそうです

なので自分は大丈夫とは思わず無痛分娩を選ぶ方は帝王切開のリスクも考えて準備するといいかもですね(自分は全く予想していなかったからなんですけど)

 

 

 

 

 

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